異常者の斧

「人は肩を叩いただけでは話は聞いてくれない。斧を振りあげたとき、初めて聞く気になるそうだよ」

『異常者に見える月は』(5月下旬Podcast配信予定)は、ある猟奇的犯罪者の言葉から始まる。
異常者の言葉は

ときに胸を打たれた錯覚に陥ることがある。

確かに人は追い詰められてもう逃げ場がなくなって初めて耳を傾けようとする。しかし、どんなに話を聞く気になったとしても、その話が理解できるかどうかはまた別の話だ。異常者はたぶん「理解」は必要としないのだろう。

俺ならば、自分が話すときではなく、聞きたいことを洗いざらい喋らせたいときに斧を使う。そのためにならば、別に斧である必要もない。

Canon's word Synchronicity







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